新潟古書組合についてのお問合せ
こんばんは。
はなひ堂新井です。
今日の午後、「新潟古書組合に興味があるので少し話を聞かせてほしい」という方から電話がありました。
話を始める前に一言断らせて頂きたいのですが、今回は一般の買取に関することでもなんでもなく古書組合についての話になります。そのため興味のない方には退屈な話かと思われますので、その旨ご了承いただけますと幸いです。
そんなわけで話を続けますと、新潟古書組合についての問い合わせ(?)は年に何回かあり、私も時間がある時にはできるだけお答えしていますし、時間がない時には電話をかけなおす形で対応させていただいています。
もちろん問い合わせではなく「組合に加入したい」と、すでに腹が据わっている方は加入に至るまでの手順をご説明し、そのまま手続き(といっても会長に「入りたい人がいるんですよ」と伝えるだけですが(^_^;))を進めさせていただきますが、そういった方は今までお目にかかったことはありません。
そもそも新潟古書組合に加入するメリットは、新潟では現在定期的な交換会は開催されていませんので、全国の交換会を利用できるというのが最大のメリットになると思います。
そしてその話もなかなか厄介で、どのように交換会を利用するかは入会して利用してみるまでは想像しづらいものがあります。
私も組合に入会する前は「入会して全国の市を飛び回ってエーブックさんみたいになるんだ」と意気込んでいたのですが、入会して組合の方の話を聞いたり自分で動いているうちに考えが変わってきました。
そして今では年初に立てた「月に一度は神田に行く」という目標を達成することができないまま今年を終えることになるという有様で、1年単位でもこれほど変化があるのですから、入会前に自分の古本屋ライフ(というか組合ライフ?)を見通すことなど不可能に違いありません。
そして逆に言うと入会してみないとわからないので入会する気があるのならば一刻も早く入会すべきとも言えるのですが、無理して入会するのはオススメしません。
実際に組合員を積極的に増やそうとしている県の組合も「営業が成り立たない可能性が高いと思われる方の入会はオススメしない」と言っていますし、無理は絶対にしてはいけません。
さて話が混乱してきました。ですので話は組合加入の最大のメリットである交換会一本に絞りたいと思います。
そうすると入会の判断基準は、交換会の利用で営業がスムーズになると思われる方は入会すべきですが、そうでない方はすべきでないと言えると思います。
事実、身分不相応ではありますが私が過去に入会を勧めた方々は「交換会を利用すれば営業がスムーズになりそう」と思われる方々でした。
そして電話でもそんな話をしました。
私も道半ばで偉そうなことを言える立場ではありませんが、新潟組合へご興味のある方は当店までご連絡いただければ対応致しますので、お気軽にお問合せください。
はなひ堂ブログ 2017年12月14日