最近お売りいただいた本-美術雑誌、あみものの本、ビジネス書
また恒例のごとく、最近お売り頂いた本をご紹介します。
美術手帖等、美術関係の雑誌をお売り頂きました。
美術手帖や美術の窓、芸術新潮などをお売り頂きました。
画像の雑誌はアート誌ではメジャーな存在で、当店でも年間何度か見る雑誌です。
そして特集によっては需要のあるバックナンバーもあり、それらは一点一点相場を確認して調べながら査定させて頂いています。
古本屋と名乗るようになって数年目くらいに「美術の窓」を大量にお売り頂いたことがあるのですが、その時の雑誌は状態があまりよくなく、一冊一冊ペラペラやりながら目を組む(年数を揃えて順番に並べる)作業をしていました。
そのおかげで藤田嗣治や伊東深水、高塚省吾、小林古径(地元人ですが知らなかったのです(^_^;))などの著名な美術家を雑誌の副題で覚えることができました。
古本屋にとって人名を知っているかどうかは受験生が英単語を知っているかどうかのようなもので、これらの知識があるかないかでは色々な作業の効率が違ってきます。
ですのでこういった人名を知る機会というのは大変貴重で、それは特に自分が疎いジャンルではそういった機会が日常生活ではほぼありませんので、買取で突然出会うのはとてもありがたいことです。
あみものの本等をお売り頂きました。
北欧系のあみものの本などをお売り頂きました。
訳知り顔で「北欧系」などと書かせて頂きましたが(^_^;)、こちらは私には未知の世界というか無縁の世界というか、とにかく「疎い」という甘い言葉では済まされないくらい疎いジャンルで、自分で作ることもなくもらうこともない、そんな人生を生きてきました(?)。
とはいえ出版社は「日本ヴォーグ社」や「雄鶏社(ONDORI)」など、それ関係の出版社としては有名なところの本で、その中で北欧やヨーロッパの伝統的、または近代的な図柄を集めた少し読み手を選ぶ本です。
実際に何度か買取で見たこともある本もありますが、とはいえ相場は水物ですので、バーコードをスキャンしていきます。
自分の疎いジャンルの本は普段よりも入念に相場を意識して査定させて頂いております。
こういった専門的な本は当店の好きなジャンルですので、処分を考えている場合には、ぜひ当店にお声がけください。
新しめの文庫、新書等をお売り頂きました。
鷲尾英一郎「全身政治家」等、奇書(?)も若干ありながら、新しめの本をお売り頂きました。
個人的に読んだものもいくつかあり、ビジネス書でも自己啓発からマーケティングから投資から、幅広いジャンルの本が入っています。
こういった新しめの本の査定はすぐに終わります。
実際お客様宅でも画像の200冊弱で30分かかりませんでしたので、古書や画集のような大型本に比べると圧倒的に早く査定が完了します。
これが持ち込みで、さらにスタッフの手が空いていればさらにスピードアップします。
ですが個人的には「サピエンス全史」が画像にあるのを見て衝撃を受けています。
なぜならばこれは先ほどAmazonでクリックしたばかりの本だからです。
こういった新しめの本を査定する時には、必要最小限にタイトル、作者と相場や状態を確認しただけで後で買取りした本の題名を覚えていないことはよくあります(^_^;)。
とはいえそれは適当に査定しているというわけではなく、1冊1冊相場を見ながら査定させて頂いていることには変わりありませんので、その点ご安心ください。
この度は本をお売りいただき、ありがとうございました!
買取実績 2019年1月30日