最近お売りいただいた本-将棋の本、情報処理関係、技術書等
また恒例のごとく、最近お売り頂いた本をご紹介します。
将棋の本をお売りいただきました。
羽生の頭脳等、将棋の本をお売り頂きました。
お売り頂いた中には「島ノート(振り飛車編)」がありました。
この本は島朗の伝説の本ともいわれ、著者自身の居飛車対振り飛車の実際の対局で使われた戦法を研究していく本です。
副題には"振り飛車編"とありますが、島ノートは"振り飛車編"以外はありません。
私もかつて居飛車党だったことから、この本は当然持っていて、実家に行けばおそらくあるものと思われます。
私のようなただの将棋好きには序盤の研究書としてのこの本の内容については何も言えませんが、高段者の方からは高い評価を得ているようです。
私が読んだ印象では将棋の序盤が物語のように語られていて、文学作品のような将棋の本という印象を受けて感動した記憶があります。
そしてその評価を裏付けるように、発売当時はとても売れた本のようで、当店でも何度もお売り頂いたことのある本です。
そんな島ノートですが今は絶版していて、定価と同じか少し高いくらいの中古価格のようですが人気は衰えることのない商品で、この状況が続けばもう少し高くなるのではないかとも思ったりもします(古本屋の相場予想ほど当たらないものはありませんが(^_^;))。
情報処理関係の技術書をお売り頂きました。
実務的な技術書というよりも研究書が多いです。
この辺になってくると内容的な把握はほぼ不可能ですが(^_^;)、古本屋とは不思議な生物で、普通に仕分けして相場を見ながら査定させて頂きました。
一般的に情報処理関係の書籍でお売り頂くものが多いのはプログラミング言語やウェブサービスについての本などで、これらはお品物によっては古いものはお値段を付けるのが難しいものもありますが(例えば旧バージョンのwordpressの入門書など)、ものによっては古くてもお値段が付くお品物はありますので、お気軽にお問合せ頂ければと思います。
機械加工などの技術書をお売り頂きました。
旋盤や油圧プレスや研磨などの現場の本から工場の設計についてのものまで、ジャンルとしては幅広いです。
お売り頂く方から「一体誰が読むのですか?」と言われることもありますが、もちろん売れずに誰にも読まれない本もありますが、次の方にお届けできるものもあります。
数十年前の機械が稼働していたりする工場で必要とされる本は現在のものなのか、過去のものなのか定かではありませんが、当店のスタンスとして、内容的な精査が難しい本については、その道のプロが手に取って価値を見出していただく他はないと考えています。
ですのでそのためにもまずはご不要な本をお売り頂き、その機会を頂ければ幸いでございます。
この度は本をお売り頂き、ありがとうございました!
買取実績 2019年5月20日