査定が一番難しい ー スタッフY
こんにちはスタッフYです。
4月に入り、新年度のスタートですね。
娘と息子も保育所で年長・年少クラスにそれぞれ進級し、ピカピカの新年度を過ごしております。
そういえば、私にもピカピカ1年生の時代もありました・・・と、若干遠い目になってしまいます(^_^;)
そんなピカピカ卵時代から、今現在も、古本屋の仕事で一番ハードルが高いのは『査定』だと思っています。
すぐに相場を調べられる本、状況であれば、弊店の査定額算出基準に照らし合わせて計算することができます。
バーコード付きの本を当社査定ソフトに読み込ませて、現在の相場やここ最近の売れ行きを確認する。
これが最も確実な値付けです。しかし、お売りいただける本にはバーコードはおろかISBNもついていない、そもそも一冊ずつ読み込んでいられる冊数ではないことの方が多いのです。
出張買取でできた本の山を見せて、店長が聞きます。
「査定額はいくらになると思いますか?」
当時卵だった私(えー!突然そんなこと言われても。どの本が高いかなんて分からん! 有名な本があるのかも分からん!)
「知らんがなー!!」
そう答えるしかありません。
目の前の本たちは、当時の私にとっては馴染みの無い、どんなものかも分からない、ある種宇宙人のような存在なのですから。
それでも、店長の手伝いで出張買取に同行することも増え、本の値付け、ネット注文の発送作業などの仕事をコツコツとこなして今に至ります。
出品作業で相場を調べる、価格設定をする、発送作業でどんな本がいくらで売れるのかを知る。
今、出張買取でできた本の山を見せて、店長が聞きます。
「査定額はいくらになると思いますか?」
今、ひよこに成長した私(えーと。こういうジャンルかぁ。あ、この本見たことあるな、この前売れた本だ!他の本は・・・)
「●万円くらいかなぁ・・・」
ぼんやりではありますが、きっとこのくらい、が私にも見えるようになってきました。
店長「おおー、そんな感じかもね!」
もちろん私の予想が甘すぎたり辛すぎたりもありますが、徐々に古本屋最大のハードルも下がってきたような気がするのでした。
…そのためには数をこなすしかない! というわけで、皆様からの出張買取・宅配買取・店頭持込、お待ちしております!!!\(^o^)/
はなひ堂ブログ 2021年4月13日