時よ止まれ!/時は動き出す… ー スタッフY
こんにちは、スタッフYです。
いよいよ梅雨明けし、夏本番のスタート!いったところですね。
私はスポーツ全般苦手ではあるのですが、泳ぐのだけは好きなので子どもたちと一緒に海へ行ったりプールへ行ったりするのが夏の楽しみです。
近年、各地で生命に危険が及ぶ程の猛暑が記録されており、2020年9月には弊店はなひ堂のある三条市でも40度台が記録されました。
読書の秋とは言いますが、読書の夏…というのはあまり(というか全然)聞きませんが、暑い日には無理をせず、涼しい部屋で読書をするのも良いのではないでしょうか。
読むものによっては一気にラストまで読み終えて、その作品の世界を駆け抜ける疾走感のようなものを感じることができると思います。
私もできることなら京極堂シリーズを1日で読み終えてみたかったものですが、あれをしてこれをして…と、なかなかうまく進まず、しおりのお世話になっていました。
『しおり』をはさむのが、一番本を傷めない方法であるとは思いますが、『本の中の時を止める方法』は皆さんそれぞれで違いますよね。
お手洗いに立つけどすぐ戻る…なんて時は読みかけのページを開いたまま伏せておく、とか。
書籍に挟み込んであるしおり・紐しおりを使う、しおりじゃないけど刊行案内の冊子を挟んでおく…などなど。
(そう言えば、その昔、集英社のコバルト文庫を愛読していましたが、コバルト文庫に挟み込まれるしおりには可愛らしいイラストが載っていて、それを見るのも楽しみの一つでした。懐かしい。)
ちなみに弊店店長はふせんを愛用しております。しおり代わりと言うよりは、線引きする代わりのようですが。
買い取らせていただいた本を出品する際は必ず検品をしているのですが、本の中ほどのページにしおりが挟んであると「ここで読むのを止めてしまったのかな?」とか、紐しおりがページ端に出ないまま挟み込まれているのを見ると「もしかして未読なのかもしれないなぁ」なんて思うことがあったりします。
挟み込まれたしおりの形がくっきり残るくらいにヤケがある本でも、出品できた時には、「この本の時をまた進めることができたのかもしれない」と。
余談ですが、ページの間から葉っぱが出てきたことも何度かあり、押し花(…葉っぱですから押し葉が正しいでしょうか;^_^ )と分かっていても、『てぶくろを買いに』の子ぎつねを思い浮かべてふと笑みがこぼれます。
ご自宅に時を止めたままの本はありませんか? 弊店店頭では平日10時から16時までお持ち込みでの買い取りを受け付けております。お気軽にご利用ください。
(スタッフの勤務状況によっては閉まっている時間もございますので、お電話にてご確認いただくと確実です!)
はなひ堂ブログ 2022年6月30日